胃の治療
昔から胃は弱い方でしたが、最近調子が悪いので病院を受診しました。
検査結果は特に大きな病気にかかっているわけではないのですが、予防の為に医師から指導を受けました。
まず第1に胃を刺激する食事を控えた方が良いと言われました。
いくつか例をあげて下さったのですが、私に該当するのはカフェイン飲料です。
私はコーヒーが大好きなので、1日6杯は飲みます。
このカフェインは胃壁を刺激し、胃酸の分泌を促すそうです。
我慢してしばらくはコーヒーを飲まないか、それが出来なければ飲む量を減らすように指導を受けました。
次に消化の良いものを食べるように心がける事です。
これは胃の中に長時間食物を停滞させないためです。
固くない物や食物繊維の少ない物、調理方法も煮たり、蒸したり、茹でたりしてやわらかく仕上げる事が必要だと言われました。
まだ私の胃は赤信号ではないようですが、黄色の点滅だと先生はおしゃっています。
今のうちから予防のために気を付ける必要性は大です。
早速今日から実行したいと思います。
胃は消化器官ですから、栄養の吸収力や他の器官に負担を掛けては、身体になんらかの異常が出てしまい、まず、肌にツヤがなくなりそうです。
胃を悪くしている人で、若々しい人はいませんから、これだけは避けたいところです。
特に女性は、一旦、肌に皺が出来るとなかなか戻らないこともあったり、瑞々しさが失われたりすると、一気に老けますから、大事にしたいものですね。
ピロリ菌
昭和の頃はまだ上下水道が完備されておらず、その時代に生活していた50代以上の人の多くは、ピロリ菌に感染しています。
年代が上がるほどその感染率は高く、80代に至ってはおよそ90パーセントに及ぶと言われています。
ピロリ菌は、ヘリコバクター・ピロリという菌のことで、人の胃の中にいます。
胃炎を引き起こす原因であり、ひどいときには胃がんへと進行する原因となる場合もあります。
そのためか、日本人には胃がんが多く、胃がんが原因で死亡する人の割合は、先進五か国の中で一番高いのです。
ピロリ菌に感染していると胃がんになる、ということではありませんが、ピロリ菌を除菌する治療によって、胃がんの予防になるとも言われています。
胃がん以外にも胃潰瘍や十二指腸潰瘍などの治療にも、ピロリ菌の除菌が有効だそうです。
除菌は投薬のようですが、大抵は成功するみたいですね。
胃カメラで覗きながら、つまみ出すという方法がある、なんていうウワサもあったようですが(汗)
ピロリ菌の大きさを考えると、つまむということは出来るのでしょうか。
それにしても、これで胃の不快感が解消されるのならば、安心ですよね。
そもそも、なぜピロリ菌が居ついてしまうのか、不思議でなりませんが、人間の身体は深いものなんですね。
世の中は抗菌や除菌ブームですから、胃の不快感に悩まされている人は、是非、ピロリ菌も除菌を。