学習塾のイメージ作り

学習塾をビジネスとして捕らえ、お客様目線でサービスを工夫し提供するようになったのはいつごろからだろう。
教育をビジネスとして捕らえ、サービス精神を発揮すると公的機関では太刀打ちできないパワーを発揮する。

学習塾の名刺も、初期の頃はお決まりの硬いイメージのものが大半だったが、今では、しっかりとイメージ管理され高イメージの形成に一役買っていると思う。

さらに、進学実績や教育方針なども明確に表現されていて、「さすがだな。」と感じる。

今後、公教育の進むべき道はどこにあるのだろうかとさえ感じてしまう。
イメージ作りの第一歩は、しっかりイメージ管理された戦略が必須である。

特に進学塾は、合格率を高くすることは当たり前のことで、それ以上に、進路に対してのコンサルティング等の能力を、親は知りたいのである。
公教育よりも学習塾に期待を寄せている親もいるらしいが、両方を活かせばいいのではないだろうか。

公教育は日本の法律で決められているため、必ず履修すべきものである。
わがままは許されない。
一方で、もっと深く学習するならば、公教育のカリキュラムでは到底無理なので、学習塾を利用するのである。

学習塾も公教育のカリキュラムをベースに教材作成や授業内容を作り上げているので、公教育を軽視することは原理原則を見て見ぬふりをすることと同じではないのかと思う。

公立学校の教師も名刺を持ってもいいのではないかと、ふと思う。

塾の先生に教えてもらった英語習得への近道

学生の頃通っていた塾の先生から聞いた、英語が喋れるようになる方法

学生の頃、一番好きな教科は英語でした。
授業も宿題もテストも面白くて、勉強することが全く苦になりませんでした。
他の教科は全然だったんですが、英語だけはずっと成績良かったです。
たぶん、もともと文系だったんだと思います。

しかし、単語の語彙、文法はぼちぼちできるのですが、スピーキング、リスニングは全くと言っていいほどできませんでした。
学校にも周りにも外国人はひとりもいなかったし、生の英語に触れ合える機会が全くなかったんです。
当時の私にとって、教科書や参考書に載っていることが英語のすべてでした。

そんな中、通っていた塾の先生から、興味深い話を聞きました。
先生いわく、英語習得への近道は、日本語脳から英語脳になることだそうです。
例えば、appleという単語を聞いた時に、日本語脳だとまず「りんご」という日本語に変換してから実際のりんごのイメージに辿り着きます。
日本語への変換というワンクッションを取り除くことができれば、英語脳になれる、という訳です。

では、英語脳になるにはどうしたらいいのでしょう。
先生に聞いてみたところ、洋画を字幕なしで見るのが効果的とのことでした。
最初は意味がわからなくても、映像を見ながら本場の英語を聞くことが、英語脳になるための訓練になるんだそうです。

なるほどなぁ、と思ったのは事実です。
しかし、私の英語力は上がりませんでした。
私はこれで英語が喋れるようになりました!なーんてオチだったら素敵なんですけどね。
まあ、人生そう上手くはいきません。
だって、字幕なしで映画を見るなんて、苦痛以外のなにものでもないと思うんです。
ストーリー全然わからないじゃないですか。
せっかく見るのに、ストーリーがわからないなんてもったいなさすぎます。

というわけで、今でも英語はごく簡単な日常会話しかできません。
身をもって「ローマは一日にしてならず」という言葉の意味を知りました。

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