抗議の言葉
子どもの習い事を見学しているとき、
隣の保護者たち(一人はお父さん、もう一人はお友達らしきお母さん)の会話が聞こえてきました。
どうもうちの子どもの隣のクラスの話の様子。
自然と会話に耳を傾けてしまいました。
そのお父さん、担任の先生や学校の対応に不満があるらしく
一度学校に乗り込んで(?)行ったようです。
その中の一つ。
うちの学校の成績表は教科そのものの段階評価はなく、
教科ごとに複数の項目で「よくできる」「できる」「がんばろう」がつけられます。
お父さん曰く、
「テストの点数はいいのに、
成績表の『よくできる』が一学期から二学期にかけてずいぶん少なくなった。
これはうちの子が気に入らない担任が意図的につけたのだろう。」
それに関して、担任に話を聞こうと学校へ行き、出てきた教頭先生に
「○○(担任の先生の名前)は? 出張? 逃げたんじゃないのか?」
と言ったとのこと。
横で聞いていた私は、まず驚き。
その言い方、なんとかならないのですかね?
あとのやり取りも聞きつつ、ひとつ引っかかったところは、
「担任も、子どもがからかって言うことなんて相手にせずやり過ごせばいいんだ。」
という言葉。
え?お子さんが先生をからかったりしているってこと?
もしそれが授業中の態度なら、成績下がっても仕方ないのでは?
小学校の成績表って、
理解についての項目はテストの点数で左右されるでしょうが、
「すすんで学習しようとする」「興味をもって○○できた」などは
結局子どもの態度次第ではないのでしょうか?
お父さん、先生責める前に、
お子さんのこともしっかり見ましょうよ、と言いたくなりました。
そして、お子さん自身はどう思っているのでしょうか。
そして、物の言い方も大事ですよね。
言葉の使い方で、相手の反応も変わります。
乱暴な言い方をしたら、先生も言いたいことを言えず、
結局子どものためにならないと思いました。
私は部外者ですが、そのお父さんの心理、お子さんの心理。
とても興味深かったです。