日本人のサービス残業
日本人はよく残業をします。
しかもお金がもらえなくても、サービス残業ということで、区切りの良いところまで、仕事をし続けます。
本当に仕事が終わってないから残業するのがまだ理解できますが、サービス残業をする必要があるのか、常に疑問を持っています。
上司や先輩たちがまだ退社していないから、自分が先に帰ったらちょっとよくないという考えや、みんなに仕事に尽力している姿を見せたいという考えなど、やることがないのに、退社しなく、仕事をしている振りをするのは、時間の無駄だと思います。
仕事をする時間が長ければ長いほどいいと考えている社長でしたらまだお得になるかもしれませんが、一定の仕事の量があって、長い時間で完成するのが、逆に能力不足と証明してしまうかもしれません。
先輩たちにほかの仕事があるかどうかを聞き、なければ先に退社してもいいではないかと思います。
横並び文化の日本では、目上の人の存在が鬱陶しいことがあるのは間違いないのですが、更なる我慢や忍耐の文化で、耐え忍ぶことが美徳であるという概念が残っているのでしょう。
非常にナンセンスな文化です。
目上だからと言って、仕事の能力に比例するものではないですし、与えられた役割をしっかりとこなすことが会社員の務めですから、それ以上のことはスタンドプレーとして非難されます。
が、何か見つけて仕事しろと、全く矛盾なことを平気で命令する上司もいるために、ホワイトカラーの生産性が良くないのです。
同職と合コンすべきでない
先日、合コンに行った。
行った結果、そんな会をやるなら、全く違う畑で生きているひととすべきということが分かった。
今回の合コンは、丁度相手も私と同職の人だったので、会った瞬間から仕事の話が始まった。
私と一緒に行った友人は別業種であったので、きっとつまらない思いをさせてしまったと思う。
楽しそうにはしてくれていたが、思い返しても申し訳なく、いたたまれない気持ちになる。
それを考えるにつけ、そしてまた結局その日は仕事の話しかしなかったことを思うにつけ、合コンなどというものは、同職の人とやるもんではないな、という結論に至った。
本当に仕事のことしか話さないものだから、他にはまあ色気のある話はしないわ、世間話というわけでもないわで、結局いやでも仕事のことを思い出す羽目になった。
よくある自己紹介やらなんやらみたいなものは一向なかった。
ある意味それも面白かったな、とは思うものの。
仕事というものは人生でかかせないものだけれども、人間らしい生活がしたければ、それとはつかず離れずの距離がいいのだ。
あまり仕事に熱を上げてしまうと、色々な弊害が生じようというものだ。
サービス残業(色々な企業でそれを防ごうとしているが、まあそれはあくまでも表面的なはなし)、プライベートがなくなる、夜中にいやな夢を見る、胃が痛い、などなど。
ちょうどその時の合コンでも、そんな話をした。
というかそんな話しかしていない。
というわけだから、特に何の成果も得られず、仕事上の同志を得たようなものだった。
もし本当に恋愛を求めるのであれば、絶対に同職はやめよう、と思ったのだった。