大学時代感じた中国の変化

私の大学時代、1999年~2004年(医学部なので、5年間になります)、中国の激しい発展を実感しました。
一年生の時、寮の門衛室に電話がありますが、棟ごと電話1つしかありませんでした。

今は考えられないのですが、当時はそれで十分な設備だったのです。

電話がかかってきたら、門衛の人が取って、何号室誰の電話なのか、放送器械を通して呼びます。
二年生の時、階数ごと電話1つになりました。
60人以上共用していました。

誰かが長く話したら、不満を招きます。
三年生の時、BP機を利用し始めました。
誰かBP機を持ったら、お金持ちの感じになります。

四年生の時、誰か携帯電話を持ったら、うらやましいと思いました。
五年生の時、就職のため、パソコンを持ち学生が増えました。
私も中古パソコンを買いましたが、それでも高かったと思いました。

ところが年々、パソコンの価格は下落の一途をたどり、日本円では3万円台で新品が購入できる時代になりました。
もう、数十万円も出す必要は無く、パソコン市場は飽和状態であるとまで言われているのです。

変わって、携帯電話やスマートフォンの出荷数が世界中で伸びていますね。
そしてコンテンツビジネスも大流行しています。
IT長者が続々と出てきても不思議ではない世の中になり、工業製品主流から、無形財産のビジネスが、よりニーズを満たすようになりました。

ソーシャルゲームは競争は激しくなっています。

資源開発

中国との外交で問題の対象となっているのが、レアアースといわれる資源です。

このレアアースは、OA機器のほとんどに使われており、事務機器の代表的な存在でもあるコピー機にも使われていることが常識化しています。

さて、レアアースとは何でしょう。
このような単純な疑問をお持ちの方もいらっしゃると思いますので、いくつか例を挙げてみたいと思います。

難しい言葉で言うと「希土類元素」となります。
もっと詳しく知りたい場合は、化学系に強いサイトをお探しいただくことをお勧めします。

中国では、レアアースをひとつのビジネスの商材と捉えているわけですが、日本はレアアースのほとんどを輸入に依存しています。
輸出停止となると、コピー機の生産も止まってしまう、と短絡的には思いますが、他鉱山の開発、資源備蓄、脱希土類元素技術開発、リサイクル技術開発で、長期的な依存からの脱出を目指しているのが、今の日本です。

という難しい話はおいといて、コピー機にも、中古がかなり需要が伸びているようです。
中古コピー機を試してみたいと思ったときの参考にご覧ください。

ビジネスでは本質を見抜く能力が必要な状況がほとんどであり、柔軟性ある対応も出来るようにしておきたいですね。
あらゆるものに対して、一定の需要があればビジネスになるのです。
考え方を変えれば、独占も不可能ではないということでしょうね。

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