通信講座
通信教育といえば忘れられないのは、中学生の頃に親に隠れて申し込んだギター教室と空手教室だ。
どちらも、週刊ジャンプかなんかの裏表紙を見て申し込んだような気がする。
自分にも払える金額だったのだろうか。
そのあたりの記憶は定かではないのだが・・・
どちらもよくあるパターンで、2ヶ月と続かなかった。
そのうえ親にばれ、こっぴどくしかられた。
しかしそのおかげというか、怒られた腹いせというか、当時入部していたサッカー部を大学まで続け、その後も今に至るまで草サッカーに興じている。
今でこそ、通信教育は市民権を得たが、当時は、如何わしいものと考えられていたのだ。
当然、しょぼい教材もあったが、中には秀逸な教育テキストを準備している会社もあったのだ。
学ぶ手段として、通信教育は、自己管理に優れた人は恰好の自己啓発の方法だと思う。
確かに、通信教育で空手などを習得しようというのは、動機が不純であると言われても仕方がない。
結局のところ、教則本を見て真似たレベルにしか上限はならなかっただろう。
護身術と言えども、やはり相手との組手で実戦形式な稽古が必須である。
イメージトレーニングなどと言って、自分の都合の良いように解釈するのは、甘えでしかないのかもしれない。
そもそも、稽古の絶対数が足りない人間が、何を想定して訓練するのだろう。
翻訳や通訳は勉強が大変
自分自身貿易の仕事をしているので、英語は必須ですが、日常的なレベルの英語で十分です。
もともと洋楽や海外の翻訳小説が好きなので、英語にはとても興味がありました。
実は翻訳者を目指したことがあり、通信で勉強していましたが難しかったです。
中学の時に習った基礎的な単語なのに訳せなかったり、今まで学校で勉強してきた知識や辞書に載っている意味だけではうまく訳せなかったりと、非常に苦労しました。
結局その通信講座は挫折してしまいました。
現在時々取引先から渡される英文の契約書等を苦労しながら訳すこともありますが、
あの時の通信講座だけでもちゃんと終了させていたらよかったなあ、などと後悔しております。
まずは英語を話す環境が必要かなと思うのです。
イギリスに短期留学したことがあります。
日本人のいない小さな英語学校に通っていたのですが、
夏休みを利用していろいろな国の人達が集まっていました。
フランス、イタリア、スペイン、ハンガリー、トルコ、香港などから
学生、社会人、70才を過ぎたご婦人も老若男女問わず
英語を勉強しに来ていました。
みなさん、積極的に英語を話されていました。
彼らが英語が上手かというと、そうでもありません。
スペインの人はwouldを「ブッド」と発音したりとお国訛りもあります。
でもたどたどしい英語でも臆することなく楽しそうに話すのです。
だって英語を勉強しに来たんですものね。
他に日本人はいなかったので、お仲間に入れてもらって
頑張って英語を話していました。
しかし、その後に日本人の団体が入学してきまして
日本人同士で行動するうちに英語を話さなくなってしまいました。
他の日本人を見ていても、ほかの国の人とは会話せず
もっぱら日本人同士でずっとつるんでいます。
いくらイギリスまでやってきても、話さない限り言葉は進歩しません。
日本人は思い切って相手の言葉を聞いて、自分もそれに応える練習をしたほうがいいと思います。
単語ももちろん必要です。
実際に会話でよく使いそうな短いフレーズをたくさん暗記して
会話しているうちに身につくのではないでしょうか?
といっても、私も勉強中の身で偉そうなことは何も言えないのです。